博士課程学生・若手研究者等への支援

『新しい資本主義の グランドデザイン及び実行計画』が改訂され、博士課程学生・若手研究者等への支援の政策化が進みます。一方で、AI、DX分野では、産業界、スタートアップ企業等を中心に、博士課程学生・若手研究者採用のニーズが急速に高まっています。

政策アクション会議は、政府の博士課程学生・若手研究者等への支援政策が、産業界のニーズを取込むことで、この政策のより効果的な運用に繋がるとの仮説を持っています。
2023年11月2日・政策アクション会議で、文部科学省 高見英樹 高等教育政策室長のご講演を頂きました。理解を深め、政府政策に貢献できる産業界との連携モデル構築を目指したいと考えています。

（参考１）文部科学省 高見英樹 高等教育政策室長のご講演資料

『博士課程修了者の産業界での活躍に向けて』

（参考２）『新しい資本主義の グランドデザイン及び実行計画』P34

“博士課程学生・若手研究者等への支援
博士課程学生支援の一部について、大学ファンドによる支援へと移行する。移行に際して、博士課程学生への経済的支援策やキャリアパス整備の充実について検討し、早期に結論を得る。
また、研究のマネジメントやサポートをする者の採用支援を進め、若手研究者の研究環境を改善する。
挑戦的な研究を行う若手研究者に対し、最長10年間の長期的な研究費を支給するとともに、所属機関において研究に専念できる環境を確保するための措置を一体的に行うスキーム（創発的研究支援事業）について、研究環境を充実させた上で、着実に進める。“